近代日本の身装文化(身装画像)
説明 この日の本文には、挿絵に見えている洋服店の内部の詳細な説明が、舞台装置の解説の心で記されている。それに準じて店の前の女性の描写も芝居がかり。「物好みせし洋装の一個の女が(……)甲斐絹張りの蝙蝠傘に片手を掛け萎めし骨が冠れる帽子にチョッとさわれば、アアこころ悪る、と身を縮めて目を細めたる愛嬌は応挙源喜の美人画も一時に非職になりそうな別嬪(……)」。この女性がヒロインの芸妓。この前年の1月、京都・島原に束髪・洋装の花魁(オイラン)が現れたという、この時期の風潮がわかる。(大丸 弘)
ID No. C20-009
出典資料 大阪朝日新聞
発行年月日 1887(明治20)年6月11日号 2面
小説のタイトル やりくり狂言 幕の外(17)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7sh:[小説のヒロイン;挿絵美人(この年の評判小説中の美人)]
D7ge:[芸者;半玉;舞妓]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
Wkas:[傘]
D6se:[洋装;西洋化;西洋観;ハイカラ;西洋かぶれ;開化ぶり;西洋憧憬]
G011:[衣料品店]
時代区分・年代 19世紀後半;1887(明治20)年
国名 日本
キーワード 洋装店;テーラー;洋傘;蝙蝠傘;こうもり傘
男女別 男性;女性
体の部分 全身;群像