近代日本の身装文化(身装画像)
説明 神戸・三ノ宮駅から午後5時55分発の上りの汽車に乗ろうと、改札を待つ人々。季節は2月下旬。風俗のおよそがわかるのは二十人くらい。本文には「大阪商人京都の僧書生職人農夫道者子供老人も打交じり(……)」とある。挿絵のレイアウトの関係か、男女に関係なくほぼ一定の背の高さの人間が、貼りつけたように整然と並んでいる。最後尾から二人目の男の帽子はポンポン付きの毛糸の帽子か。六番目の老人は宗匠頭巾、その前は神戸在住の中国人らしく支那帽子の後ろに弁髪が見える。この時代の中国人は、一般にこの形の深いキャップを被っていた。現在は舞台用などに中国帽を買うと、弁髪も縫いつけてある。その三人前は当時流行だった猟虎帽(ラッコボウ)。(大丸 弘)
ID No. C20-006
出典資料 大阪朝日新聞
発行年月日 1887(明治20)年2月23日号 3面
小説のタイトル 禍福窮通 方寸一つ(かふくきゅうつう むねひとつ)(13)
作者 佐伯半鼻(生没年不詳)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Jgr:[行列する人々;旗行列;キャンペーン;デモ]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
Wzu:[頭巾;覆面]
時代区分・年代 19世紀後半;1887(明治20)年
国名 日本
特定地域 兵庫;神戸;三ノ宮駅
キーワード 改札;行列;毛糸の帽子;宗匠頭巾;中国人;中国帽子;中華丸帽子;弁髪;ラッコ帽
男女別 男性;女性
体の部分 全身;上半身;群像