近代日本の身装文化(身装画像)
説明 主人が応対しているのは、「二十六七才と見ゆる美婦人にて秩父縞の着物に描絵更紗形の縮緬と黒繻子との昼夜帯を引上というものに結び上に黒縮緬の羽織を着て根の低き丸髷に五分高という下駄を穿き片手に縮緬の小袱紗に包みたるものを持ちたるは紙囊(カミイレ)にてあるべし」という美人。主はその美貌に呆然となっていて、二百円ばかりの商品を万引きされてしまう。この店は大阪・心斎橋の西洋反物と小間物を扱う店で、この種の店はふつうは唐物屋と呼んだ。奥の棚に、女持ちのハンドバッグにでもよさそうな鞄の並べてあるのが見える。(大丸 弘)
ID No. C19-008
出典資料 大阪朝日新聞
発行年月日 1886(明治19)年5月19日号 2面
小説のタイトル 浮世警譚 一睡夢(2)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード H841:[日本の近代以前の畳敷き売場]
Wka:[鞄]
D2ma:[丸髷]
Vhao:[羽織]
時代区分・年代 19世紀後半;1886(明治19)年
国名 日本
特定地域 大阪;心斎橋
キーワード 唐物屋;西洋反物;ハンドバッグ;黒縮緬
男女別 男性;女性;男児
体の部分 全身;坐臥