近代日本の身装文化(身装画像)
説明 流しの按摩を呼んで療治をさせている女性。古風な船底の高枕を鬢(ビン=横髪)の下に当てて、横になっている。鬢や髱(タボ=後ろ髪)の大きく出っ張っている日本髪では、形は多少ちがっても、高枕でなければ髪を壊さずに寝ることはできない。枕元にランプがあり、袖の下に読みさしの新聞のあることが開化の証し。按摩は片袖を脱いでいるが、これは袖がじゃまというだけでなく、身体の力を抜いて楽にするのが目的。袒裼(タンセキ=肌脱ぎ)という古い言い方もあり、武技などでは形式的な使われ方もする。(大丸 弘)
ID No. C18-061
出典資料 自由灯
発行年月日 1885(明治18)年10月2日?号 2面
小説のタイトル 面かげ草(6)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2ni:[日本髪一般]
時代区分・年代 19世紀後半;1885(明治18)年
国名 日本
キーワード 按摩(あんま);片袖脱ぎ;高枕;ランプ;新聞
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥;横臥