近代日本の身装文化(身装画像)
説明 神戸の割烹店の奥座敷で、これから沖縄へ就職して旅立つ友人を送る送別会。文では大一座となっているが、挿絵では四,五人に手を省いている。この時代の若い男性の散髪には、ほぼ共通する好みがあるらしく、もみあげは長く、前をやや伸ばし気味にして上にかき上げているスタイルが多い。絣のきものに兵児帯を無造作に締めた男もあれば、無地のきものに袴を着け一応礼を表しているようで、その袴に手拭いをぶら下げている男もあって、いかにも書生の一座らしい。一人、洋服姿が今日送られる主賓だろうが、入り口に近い下座にいるのは構図上やむを得なかったのか。(大丸 弘)
ID No. C17-076
出典資料 絵入朝野新聞
発行年月日 1884(明治17)年11月12日号 3面
小説のタイトル 奇遇譚(9)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D4ga:[学生・生徒(男子中学生以上)]
D2ot:[男の髪型]
D6se:[洋装;西洋化;西洋観;ハイカラ;西洋かぶれ;開化ぶり;西洋憧憬]
Qkas:[絣]
Vob:[帯]
Vham:[袴(男性)]
Wta:[タオル;手拭い;手拭い被り]
H6:[和座敷一般]
時代区分・年代 19世紀後半;1884(明治17)年
国名 日本
特定地域 兵庫;神戸
キーワード 送別会;書生;断髪;もみあげ;シャツ;飛白;兵児帯
男女別 男性
体の部分 全身;坐臥