近代日本の身装文化(身装画像)
説明 二人の年頃の娘を持つ後家が目を患い、三人が貧しい暮らしを余儀なくされている。眼病というのに床に就いているわけはわからない。切り髪は後家さんがよくするが、この場合は病気のせいだろう。極貧、というにしては娘たちの着ているもの、布団柄など、かなり派手派手しくも見えるが、ほころびの跡をあり合わせのきれで継ぎ接ぎするとこんなになる。母親の肩を揉んでいる姉娘の帯は絞りだろう。若い娘とは言え、貧乏人の帯は幅も狭く三尺帯に近いものだろうが、それにしては結び様が大きすぎるし、髷もひどく大きいようだ。(大丸 弘)
ID No. C17-045
出典資料 自由灯
発行年月日 1884(明治17)年6月5日号 3面
小説のタイトル 自由艶舌女文章(じゆうえんぜつおんなぶんしょう)(13)
作者 小室信介(小室案外堂)(1852-1885)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Ets:[つぎ;繕い]
Jhu:[ふとん・ベッドに横たわる;寝道具]
D4by:[病人;けが人;障害のある人]
D2ni:[日本髪一般]
Vob:[帯]
時代区分・年代 19世紀後半;1884(明治17)年
国名 日本
キーワード 貧乏;極貧;後家;布団
男女別 女性
体の部分 全身;上半身;坐臥