近代日本の身装文化(身装画像)
説明 大阪北の新地で席貸業を営むかたわら、自身は女髪結いをして父のいない家の一家五人の面倒を見ているという感心な娘の話だが、挿絵がそれにあまり一致していない。「此女子本年二十六才容色殊に衆に超えたりというにはあらざれど稍垢抜けのせし小綺麗な風貌(……)」とあるのはいいが、未婚だというのに眉を落としているのは不思議。結っているのはおそらく銀杏返しで前髪をごく小さくしているのはこの時代の傾向。髱(タボ=後ろ髪)に櫛を逆さまに挿しているのは髪結いのしるしで、これは客の髪を梳くためのもの。連れているのはおそらく梳き手の小女。(大丸 弘)
ID No. C16-010
出典資料 大阪朝日新聞
発行年月日 1883(明治16)年4月10日号 2面
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D1kep:[結髪;散髪;美容師;店舗・設備の一部(理容店・美容店の)]
D1me:[眼・眉毛周辺の状態(眼・睫毛・眉の化粧)]
Vka:[掛襟]
D2ic:[銀杏返し]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
Wge:[下駄;クロッグ]
時代区分・年代 19世紀後半;1883(明治16)年
国名 日本
特定地域 大阪;北新地
キーワード 髪結い;眉落とし;黒襟;梳き櫛
男女別 女性;女児
体の部分 全身