近代日本の身装文化(身装画像)
説明 もとはといえば千葉県で娼妓をしたあと、請け出されてひとの妾をしていた女と、こちらは勤めている会社の、五百円という大金を持ち逃げした男、夫婦気取りで金沢八景の見物。会社勤めをしている若い男がこの時期丁髷ということはありえないが、飴屋被り風に手拭いを被っているところはひと時代前のよう。腰に差した煙草入れから煙管を取りだして景色を指している。上に黒ラシャ製らしい半合羽、足には白足袋にのめりの下駄。女はつぶし風の髪に玉簪(タマカンザシ)を帆柱のように突き刺し、きものは前褄をぐいと引きあげて帯に挟み、塗りの下駄を履いている。(大丸 弘)
ID No. C14-078
出典資料 東京絵入新聞
発行年月日 1881(明治14)年12月15日号 3面
小説のタイトル 鶴吉重三郎の痴談
資料タイプ 挿絵
身装画像コード G043:[縁先;縁端]
Wta:[タオル;手拭い;手拭い被り]
Vta:[足袋]
Wge:[下駄;クロッグ]
Wki:[喫煙関連;タバコ;キセル]
D2ni:[日本髪一般]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
D3su:[裾;褄;端折り;からげ]
時代区分・年代 19世紀後半;1881(明治14)年
国名 日本
特定地域 石川;金沢
キーワード 縁台;飴屋かぶり風;煙草入れ;莨入れ(たばこいれ);たばこ入れ;半合羽;白足袋;のめり下駄;小町下駄;つぶし風;玉簪;裾の扱い;前褄
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥