近代日本の身装文化(身装画像)
説明 萱屋根職人の三十八になる女房が、亭主の二十八の弟と不義を働くという話。弟は徴兵から帰ったあと東京風が身に染みて、それが兄嫁の気をそそったらしい。この絵はシンボリックな情景。土産物をかたわらに置いて紺の脚絆を取ろうとしている弟はもちろん散切り頭なのに対し、十五ほども年上の田舎の屋根職の兄はまだ丁髷。風呂敷包や行李でなく、革かどうかはわからないが大きな鞄は開化風。そして蝙蝠傘と靴。この時代は徴兵があけるとすぐ私服に代わるので、まだ軍服が下賜される制度はなかった。(大丸 弘)
ID No. C14-066
出典資料 東京絵入新聞
発行年月日 1881(明治14)年7月23日号 3面
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D005:[20~30歳代の女性;年増]
D014:[若い男(20歳前後~30歳前後)]
D016:[中年~初老の男性]
D2ot:[男の髪型]
D2ch:[丁髷]
Wkya:[脚絆;脛覆い]
Wkut:[靴;サンダル;靴修理;靴磨き]
Wka:[鞄]
Wkas:[傘]
D012:[男の子(小学生くらい)]
時代区分・年代 19世紀後半;1881(明治14)年
国名 日本
キーワード 東京風;開花風;散切り頭;芥子坊主;洋傘;蝙蝠傘;こうもり傘
男女別 男性;女性;男児
体の部分 全身;坐臥