近代日本の身装文化(身装画像)
説明 会社員と偽って世渡りをしている男と、その情婦の芸者。別れ別れになっていたのがたまたま横浜の商館辺りで出会ったシーン。女は縞のきものに襦袢の襟を大きく出し、黒縮緬の羽織を着て、その袖口でうれし涙を拭っている。履いているのは黒塗りの小町型の下駄で、髪型ははっきりわからない。男は流行の猟虎帽(ラッコボウ)を被り、房のたくさんある大きなショールを掛け、白足袋に堂島風の下駄、蝙蝠傘を突く。女が男のショールの端をつかんでしゃがんでいるのは、日頃の畳生活に慣れている時代だからのこと。(大丸 弘)
ID No. C14-012
出典資料 東京絵入新聞
発行年月日 1881(明治14)年1月26日号 2面
小説のタイトル 岡部修造の履歴:廿三日の続
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Wbo:[かぶり物一般;帽子]
Wku:[頸覆い(マフラー,ストール,襟巻,ショール)]
Vta:[足袋]
Wge:[下駄;クロッグ]
Wkas:[傘]
D7ge:[芸者;半玉;舞妓]
Vhao:[羽織]
時代区分・年代 19世紀後半;1881(明治14)年
国名 日本
キーワード ラッコ帽;白足袋;堂島下駄風;洋傘;蝙蝠傘;こうもり傘;黒縮緬;小町形;小町下駄;しぐさ;袖口で涙をぬぐう;しゃがむ
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥