| 説明 | 駆け落ちして行方の知れない妹を捜すため、巡査となった兄。ある日の勤務中、来かかる女を見れば、「半元服の権妻風にて花美(ハデ)な化粧(ツクリ)に見違える迄変わる姿」の妹に出会う。妹は英国人の権妻(=妾)になっていた。東京府の巡査は最初、1869(明治2)年に邏卒(ラソツ)という名で三千人が徴募され、1874(明治7)年に巡査の名に改まった。1メートルほどの警棒を武器として携帯しているので、三尺棒などと陰口された。サーベルを提げるようになったのは1883(明治16)年のこと。半元服というのは、女性の場合、髪は丸髷でも歯を染めず、眉も剃らないか、そのどちらかだけの女房を指したようだ。女は兄に顔を見られたくないので、袖で顔を隠そうとしている。(大丸 弘) |
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| ID No. | C14-011 |
| 出典資料 | 東京絵入新聞 |
| 発行年月日 | 1881(明治14)年1月16日号 2面 |
| 小説のタイトル | 石田阿竹の顛末 |
| 資料タイプ | 挿絵 |
| 身装画像コード | D4ke:[警察官;目明かし] Vhao:[羽織] D800:[感情・思考・意志の表現一般] |
| 時代区分・年代 | 19世紀後半;1881(明治14)年 |
| 国名 | 日本 |
| キーワード | 巡査;サーベル |
| 男女別 | 男性;女性 |
| 体の部分 | 全身 |