近代日本の身装文化(身装画像)
説明 〈遡及資料〉吉原の花魁(オイラン)から愛想尽かしを言われて腹を立て、拳を振り上げる客の男と、それを押しとどめようとする遣手女。男が袖を肘までまくり上げているのは明治初年に流行った薩摩絣、無造作に締めているのは手綱絞りの兵児帯で、本来書生風だが、年齢にこだわらないので、上野の西郷隆盛像も銅像のきものに絵柄があればこのスタイルだろう。花魁は長煙管を突いて、片方の膝を立てて張り肘するきまったポーズ。髪は兵庫髷の一種だがふつう赭熊(シャグマ)と言っていた。(大丸 弘)
ID No. C12-077
出典資料 都新聞
発行年月日 1900(明治33)年9月21日号 1面
画家・撮影者 富岡永洗(藻斎永洗)(1864-1905)
小説のタイトル 吉原心中:新比翼塚(125)
作者 伊原青々園(伊原敏郎)(1870-1941)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2ni:[日本髪一般]
Wki:[喫煙関連;タバコ;キセル]
D80:[姿勢;ポーズ(特異な姿勢・ポーズ・格好一般)]
Qkas:[絣]
Vob:[帯]
時代区分・年代 19世紀後半;1879(明治12)年
国名 日本
キーワード 花魁(おいらん);娼妓;遊女;女郎;兵庫髷;赭熊髷(しゃぐままげ);赤熊髷;前帯;長煙管(きせる);張り肘(はりひじ);薩摩絣;手綱絞りの兵児帯;鉄瓶
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥