近代日本の身装文化(身装画像)
説明 これは三日ほどの続き物で、新聞連載小説の初期段階。事件記事なので当然実録もののはずだが、多分に尾ひれがついているだろう。まして挿絵は器用な記者の想像で描いたものだから記事の事実とは関係ない。脱獄したあと各所で盗みを働きながら逃走している男が、別れた妻の居所を探し当てて、立ち現れたところ。男は無帽で、頭を七三分けしているのはこの時代ではめずらしい。男が羽織っているのは当時はふつうトンビと呼んでいた二重廻し。足拵えと、この時代にはまだ少なかった左手に提げた四角い革鞄とで、一応旅商人の姿になっている。(大丸 弘)
ID No. C11-074
出典資料 東京絵入新聞
発行年月日 1878(明治11)年12月22日号 2面
小説のタイトル 強盗豊次郎の噺の続
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Vwa:[男性和装外套]
Wka:[鞄]
時代区分・年代 19世紀後半;1878(明治11)年
国名 日本
キーワード 旅商人;[インバネス;トンビ;鳶(とんび);二重回し;二重廻し;二重外套;二重マント]
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥