| 説明 | おもてで遊んでいる子どもの衣類を剥ぎ取る、という手口の窃盗女。女は襟付きのきものに半纏を重ね前垂れ掛け、差歯の高下駄を履いて、その裾が地に着いているのは、この時代まだ、外出のときにする端折りがいい加減だったため。肩に手拭いを掛けているのは職人などがよくやることだが、女がするのは柄が悪い。髪は馬のしっぽ結びにして仇な横櫛を挿している。狙われるのはみんな女の子で、それもあるていど裕福な家の子、ということになる。このふたりともぽっくりの下駄を履き、かなり大きな帯を結び下げにしている。女の子の頭は四,五歳まで、丸坊主に近いお芥子(ケシ)にするのが明治初期の一般的習慣。左の子はすこし大きいか、後ろの方の毛を伸ばしてもう小さなお稚児に結っている。(大丸 弘) |
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| ID No. | C11-041 |
| 出典資料 | 東京絵入新聞 |
| 発行年月日 | 1878(明治11)年3月22日号 3面 |
| 資料タイプ | 挿絵 |
| 身装画像コード | D002:[女の子(小学生くらい)] D2:[ヘアスタイル] D3ob:[帯の締め方;帯の位置] Vka:[掛襟] Vhat:[半天;どてら] Wmae:[前掛;エプロン;割烹着] Wge:[下駄;クロッグ] Wta:[タオル;手拭い;手拭い被り] D80:[姿勢;ポーズ(特異な姿勢・ポーズ・格好一般)] |
| 時代区分・年代 | 19世紀後半;1878(明治11)年 |
| 国名 | 日本 |
| キーワード | 馬の尻尾結び;横櫛;黒襟;前垂れ;高下駄;肩に手ぬぐいを載せる;芥子坊主;稚児髷;結び下げ;木履;ぽっくり下駄 |
| 男女別 | 女性;女児 |
| 体の部分 | 全身;坐臥 |