近代日本の身装文化(身装画像)
説明 〈遡及資料〉和洋小間物類を扱う商店の店先。文中では洋物とも言っているが、アイテムの区別よりも舶来品を扱うという理由での洋品、あるいは洋品店という言い方は、戦後まで受け継がれた(→年表〈現況〉1943年2月 「投書―洋品店の改称」読売報知 1943年2月2日4面)。帽子、靴、蝙蝠傘、ハンカチーフ、化粧品などといった、こまごました身の廻り品は、当初はもっぱら在留外国人の消費するものとして免税扱いだったので、横浜などの外国人居留地区ではかなり安く手に入ったらしい。手前に回転椅子が見える。帰国する外国人が売り払っていっためずらしい家具類を、東京からわざわざ元町あたりの古道具屋まで漁りに来る人が、関東大震災(1923年)のころまでいたようだ。並べられた帽子のうち二,三点はトーク型だが、川獺(カワウソ)、ビーバー、またとくに猟虎(ラッコ)製のトーク帽は明治初期の人気商品だった。(大丸 弘)
ID No. C07-022
出典資料 読売新聞
発行年月日 1897(明治30)年9月10日号 1面
小説のタイトル 雨後の残月(2)(3)
作者 三遊亭円朝(1839-1900)[口演];酒井昇造(1860-1915)[速記]
資料タイプ 挿絵
身装画像コード G01:[店舗 ex.店構え全景,出入りする客,従業員]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
時代区分・年代 19世紀後半;1874(明治7)年
国名 日本
キーワード 小間物屋;回転椅子;トーク帽
男女別 男性
体の部分 全身;坐臥