| 説明 | 〈遡及資料〉[都新聞]の探偵実話では最終に近い作品。1905(明治38)年に亡くなった画家・富岡永洗にとっては、実話ものへの最後の執筆になった。対象となる1868(明治元)年が五歳の永洗では、自身の経験はわずかだろうが、ちょっと確かめてみるようなときの、肉親や周囲の人々の見聞には事欠かなかったにちがいない。少女はお稚児風の髪。この子は眉を落としているように描かれているが、女の子の顔を略画風に描く場合、眉を描くと非常に強い感じになってしまうので、表現技法として眉を描かないことがあったようだ。対座しているのは左が年配の武家の妻女で前帯、右は遊芸の師匠で松葉返し風の髪に結っている。(大丸 弘) |
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| ID No. | C01-019 |
| 出典資料 | 都新聞 |
| 発行年月日 | 1905(明治38)年1月23日号 1面 |
| 画家・撮影者 | 富岡永洗(藻斎永洗)(1864-1905) |
| 小説のタイトル | 歌吉心中(31) |
| 作者 | 橋本埋木庵(生没年不詳) |
| 資料タイプ | 挿絵 |
| 身装画像コード | D2ni:[日本髪一般] D1me:[眼・眉毛周辺の状態(眼・睫毛・眉の化粧)] Vob:[帯] |
| 時代区分・年代 | 19世紀後半;1868(明治元)年 |
| 国名 | 日本 |
| キーワード | 武士の妻;前帯;師匠;松葉返し風;お稚児風;眉落とし |
| 男女別 | 女性;女児 |
| 体の部分 | 全身;坐臥 |