近代日本の身装文化(身装画像)
説明 銀座の化粧品メーカーの階下の売場。この会社の専務がたまたま買い物に来た妻とばったり会って言葉を交わしている。資生堂辺りを思い描いているのか。季節は春先でまだ寒く、和服の女性は羽織の肩にショールを掛けているのが、富士山の七合目辺りからの冠雪のように、この時期の女性風俗として特徴的。頭に髷をつくる人はもうごく少なくなって、前から見る女性の頭部は顔がむき出しになったような印象になった。手前のカウンター内の売り子たちは相変わらずコート風の制服で、袖がひどく膨らんでいるが、背中にヨークが取ってあり、構造上は洋服に近づいている。(大丸 弘)
ID No. B15-001
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1938(昭和13)年3月12日号 7面
画家・撮影者 寺内万治郎(1890-1964)
小説のタイトル 炎の詩(91):夫婦合戦(1)
作者 片岡鉄兵(1893-1944)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Wku:[頸覆い(マフラー,ストール,襟巻,ショール)]
時代区分・年代 20世紀前半;1938(昭和13)年
国名 日本
特定地域 東京;銀座
キーワード 化粧品売り場;上っ張り;上っぱり
男女別 男性;女性
体の部分 上半身;群像