近代日本の身装文化(身装画像)
説明 東京・下町の職人たちの生態を描いた久保田万太郎の世界。一人だけ股引を穿いているのが、この時代の、大工、左官、土方といった人々の仕事着で、上に半纏を着るので半纏着などと呼ばれた。寒ければ半纏は何枚も重ねる。下は腹掛けに股引ですべて紺染め。足は底の厚い足袋を履いて草履だったが、昭和初期から底をゴムにした地下足袋が普及した。頭に手拭いを四つ折りにして巻くのも彼らの習慣。目上の人と話すときは帽子並みにその手拭いは取る。それをひょいと肩に掛けるのがまた、彼らの決まったしぐさだった。(大丸 弘)
ID No. B10-089
出典資料 都新聞
発行年月日 1933(昭和8)年9月11日号 1面
画家・撮影者 山下新太郎(1881-1966)
小説のタイトル 町中(12):十年(4)
作者 久保田万太郎(1889-1963)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Vhat:[半天;どてら]
Vmom:[股引]
Vta:[足袋]
Wta:[タオル;手拭い;手拭い被り]
時代区分・年代 20世紀前半;1933(昭和8)年
国名 日本
特定地域 東京
キーワード 下町;職人;地下足袋
男女別 男性
体の部分 全身;群像