| 説明 | 東京の下町、幼なじみの中年男二人、家の前で鉢植えの朝顔の世話をしていた一人と、暑い暑いと汗を拭き拭き立ち寄ったもう一人。居職の職人は出勤の必要がないから、朝はわりあいのんびりした時間が持てる。立ち寄った方は、素肌に着ている単衣物の前は大きくはだけて、そこから手を入れて汗を拭いている。また彼は、そんなだらしのない懐からキャメルの煙草を取り出している。ふつうは煙草や鼻紙、小銭入れの類は袂に入れる。この二人の着ている単衣にも、小さいながら袂はあるように見えるが。二人ともちびた駒下駄履き、締めている帯は見えないがたぶん三尺帯。職人たちの着るきものは、身幅などをやや細めに仕立てることが多く、その方が身体の足掻きが良いが、こうしてはだけやすい。電車には乗りにくい恰好。(大丸 弘) |
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| ID No. | B10-086 |
| 出典資料 | 都新聞 |
| 発行年月日 | 1933(昭和8)年8月31日号 1面 |
| 画家・撮影者 | 山下新太郎(1881-1966) |
| 小説のタイトル | 町中(1):朝ぐもり(1) |
| 作者 | 久保田万太郎(1889-1963) |
| 資料タイプ | 挿絵 |
| 身装画像コード | Wge:[下駄;クロッグ] K010:[下町的景観;庶民の伝統的居住・小商業地区] |
| 時代区分・年代 | 20世紀前半;1933(昭和8)年 |
| 国名 | 日本 |
| 特定地域 | 東京 |
| キーワード | 居職人;単衣物;駒下駄;縁台 |
| 男女別 | 男性 |
| 体の部分 | 全身;坐臥 |
| 関連情報 | B10-086, B10-088 |