近代日本の身装文化(身装画像)
説明 大学生と女子大生だが、二人とも家庭教師として、ある金持ちの家に住み込んでいる。女性の方はこの時代の若い女性のふつうの外出着で、クローシュを少しアミダに被っているのは、家庭教師の身分という立場上当然だろう。男の方は角帽に詰め襟の学生服で、戦前は洋服であれば、このスタイル以外で校門をくぐることは許されなかった。第二次世界大戦後はその規制は外されたが、1955(昭和30)年くらいまでは、たいていの学生は制服・制帽だった。制帽はともかく、黒い詰め襟の制服は、ぼろ隠しにもなったし、この方が安上がりだったからだ。制服は着替えがないのがふつうだったから、洗濯をすることなど滅多になく、そばへ寄ると独特の「制服臭」のするものが多かった。その点は程度こそちがえ、女学生のセーラー服の制服や、海老茶のカシミヤ、セルの袴も変わりない。(大丸 弘)
ID No. B09-236
出典資料 報知新聞
発行年月日 1933(昭和8)年1月8日号(夕刊) 4面
画家・撮影者 細木原青起(1885-1958)
小説のタイトル 青春夢(97):時間と空間(4)
作者 佐々木邦(1883-1964)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D6se:[洋装;西洋化;西洋観;ハイカラ;西洋かぶれ;開化ぶり;西洋憧憬]
D4ga:[学生・生徒(男子中学生以上)]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
時代区分・年代 20世紀前半;1933(昭和8)年
国名 日本
キーワード 大学生;角帽;学生服;詰襟;女子大生;クロッシュ;クロッシェ;クローシュ;クローシェ
男女別 男性;女性
体の部分 全身