近代日本の身装文化(身装画像)
説明 下町のそれも貧乏人の中で生い育った美しい娘が、だれもが考えた通りに芸者としての道を歩み出す。まだ十二歳か十三歳くらいの仕込みの時代、お師匠さんと向かい合って三味線や歌の稽古をしているときは、幅広の襟を掛けたふつうの下町娘と変わりないような恰好だが、頭はふつう蝶々に結い、袂は引きずるように長い。姿勢を良くすること、歩きよう、お辞儀のしようなどはうるさく言われる。井川洗厓の描く女の顔はみんな明治時代の芸者の顔と、彼自身が述懐しているので、この挿絵には適当していることになる。(大丸 弘)
ID No. B07-102
出典資料 都新聞
発行年月日 1930(昭和5)年10月10日号 9面
画家・撮影者 井川洗厓(1876-1961)
小説のタイトル をどり(2)
作者 佐藤丑之助(生没年不詳)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7sh:[小説のヒロイン;挿絵美人(この年の評判小説中の美人)]
D7ge:[芸者;半玉;舞妓]
D2ni:[日本髪一般]
Vka:[掛襟]
Wmae:[前掛;エプロン;割烹着]
時代区分・年代 20世紀前半;1930(昭和5)年
国名 日本
キーワード 蝶蝶髷;蝶々髷;黒襟;三味線;撥(ばち);前垂れ
男女別 女性
体の部分 全身;坐臥