近代日本の身装文化(身装画像)
説明 才能を持ちながら若くして死んだ友人の未亡人と再婚する、その友人の記憶がトラウマとなる――。通俗小説を大量生産した作者としては「一種の心理悲劇」として、彼自身が「最高の芸術的良心を以て」書き続ける、と意気込んだ作品。そういう内容にしては、挿絵がやや軽調で、頼りなく感じられはしないだろうか。銀座を歩く紳士のすべてが帽子を被っていること、背広にタイの「キチンとした」恰好なことが見て取れる。第二次世界大戦前は男性の、カジュアルなおしゃれ着がまだ十分に育っていなかった。(大丸 弘)
ID No. B06-194
出典資料 報知新聞
発行年月日 1929(昭和4)年11月22日号 4面
画家・撮影者 山田喜作(1900-1963)
小説のタイトル 白虹(102):苦作(4)
作者 加藤武雄(1888-1956)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード K011:[道幅のあまり広くない商店・飲食店街;歓楽街;映画館街]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
Wne:[ネクタイ;ネックバンド]
D6mo:[モダン;モダンガール]
D6se:[洋装;西洋化;西洋観;ハイカラ;西洋かぶれ;開化ぶり;西洋憧憬]
時代区分・年代 20世紀前半;1929(昭和4)年
国名 日本
特定地域 東京;銀座
キーワード 蝶ネクタイ;筒型のドレス
男女別 男性;女性
体の部分 全身;群像