近代日本の身装文化(身装画像)
説明 高級クラブの女給(ホステス)がヒロイン。この作品の挿絵を担当した代田収一はいろいろな遊びをしている。陰影をじゅうぶんにつけたかなり写実的な日もあれば、絵というより抽象的な図のような日もある。この日は思いきってアブストラクトな、単純な線で構成している。「女の子は下瞼のきわにやわらかい影をつくって、ごく軽く微笑んで僕を見た」というのがこの場面の説明になるのだが、果たして読者が納得するだろうか。画家の実験はわかるが、ひとつには個々の作画スタイルと本文との対応、もうひとつは、日々の画風の変化が、ストーリー全体の気分に影響するもの、この二点が問題となる。(大丸 弘)
ID No. B06-105
出典資料 都新聞
発行年月日 1929(昭和4)年1月6日号 1面
画家・撮影者 代田収一(1880-1958)
小説のタイトル 珠壺(しゅつぼ)(2)(2)
作者 龍胆寺雄(1901-1992)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7sh:[小説のヒロイン;挿絵美人(この年の評判小説中の美人)]
D7jok:[女給(カフェー,飲食店ウェートレス)]
時代区分・年代 20世紀前半;1929(昭和4)年
国名 日本
男女別 男性;女性
体の部分 全身;上半身;坐臥