近代日本の身装文化(身装画像)
説明 三人の女性は暮らしぶりの良い家庭の姉妹で、ちょっとした会合に出席のため、揃っての外出姿。二人は七三、後ろの一人は真ん中分けでいずれも耳隠し。羽織の上からショールをまとっているが、真ん中の一人は暑いのか、手に持っている。女性のショールは1890年代(明治20年代初め)からポツポツ用いられるようになっているが、だんだんと冬の外出に欠かせないものとなった。もっとも、目立つものであるとともに構造的な工夫は必要ないため、素材も柄もヴァラエティ豊かに、贅沢なものになっていった。ショールに代わってコートが流行する、とかその逆、という現象もあったが、だんだんと一般に贅沢になり、女性も衣裳持ちになってくると、コートの上からショールを羽織ることもあり、ショールとコートは二者択一のものではなくなった。また、夏羽織、サマーコートと同じように、夏用のショールも現れる。(大丸 弘)
ID No. B04-022
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1927(昭和2)年11月30日号 6面
画家・撮影者 和田英作(1874-1959)
小説のタイトル うるさき人々(113):フヲルチシモ(8)
作者 杉村楚人冠(1872-1945)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2sit:[七三;女優髷]
D2mi:[耳隠し]
Wku:[頸覆い(マフラー,ストール,襟巻,ショール)]
Vko:[コート(女性和装外套)]
時代区分・年代 20世紀前半;1927(昭和2)年
国名 日本
男女別 女性
体の部分 全身;上半身