近代日本の身装文化(身装画像)
説明 この場面ではとくに、女性の抱えている重そうな風呂敷包みに関心が持たされているのだが、風呂敷を抱える姿は、場合によってはひとつの風情として見ることもできる。風呂敷を十字に結んで、提げて歩くのは男のすることで、手頃の大きさと重さであれば、女性は胸元に抱える。そのために風呂敷の趣味もなかなかで、箪笥の小抽斗いっぱいの風呂敷を楽しんでいる女性もあった。明治後半になって信玄袋風の手提げが普及してからは、そしてさらに洋装が一般化してからは、風呂敷包みを袖で抱く優しい姿は、ほぼ消滅してしまった。(大丸 弘)
ID No. B02-119
出典資料 国民新聞
発行年月日 1925(大正14)年1月12日号 8面
画家・撮影者 山村耕花(1885-1942)
小説のタイトル 懸賞一等当選小説 許されぬもの(1)
作者 原田琴子(1889-1925)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Wfu:[風呂敷(包み);布包み]
D2sit:[七三;女優髷]
Wku:[頸覆い(マフラー,ストール,襟巻,ショール)]
時代区分・年代 20世紀前半;1925(大正14)年
国名 日本
男女別 女性
体の部分 上半身