| 説明 | 梳き毛をたくさん、山のように入れた束髪は、流行の耳隠しや洋髪に比べてすでに古風と言ってもよかったから、新形の束髪、ということでこんな髪型を描いた代田収一の考えがちょっとわからない。この夫人はけっこう襟を抜いてきものを着ている。この時代、未婚の女性はむしろ胸をくつろげるような着方が多かったのに対して、人妻は少し襟を抜き、丸髷の髱(タボ=後ろ髪)がそれにかかり、色っぽいものと見られていた。束髪の襟元はそれに比べると淋しい。(大丸 弘) |
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| ID No. | B01-120 |
| 出典資料 | 都新聞 |
| 発行年月日 | 1924(大正13)年3月4日号 9面 |
| 画家・撮影者 | 代田収一(1880-1958) |
| 小説のタイトル | 二人毒婦(64) |
| 作者 | 南恵三(生没年不詳) |
| 資料タイプ | 挿絵 |
| 身装画像コード | D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)] D3ut:[打合せ;襟あき;ぬき襟] |
| 時代区分・年代 | 20世紀前半;1924(大正13)年 |
| 国名 | 日本 |
| キーワード | 抜き襟 |
| 男女別 | 女性 |
| 体の部分 | 上半身 |