近代日本の身装文化(身装画像)
説明 自分を思い続けて、遠い地で不慮の死を遂げた青年画家の遺灰を、青年の師である父とともに、上野駅に迎えて胸に抱く女性。新聞がその悲劇を煽ったため駅には大勢の見物が押しかけた。憐れとは思えても、令嬢にとっては青年は恋人でも身内でもない存在だが。なにかの柄物のきものに黒羽織をはおり、髪はいつもの束髪。束髪はこの時期、髷の結び様や有無、全体の恰好など百人百様になっているが、たくさんの入れ毛で大きく膨らます人が多かった。しかし横に挿す好みの簪(カンザシ)は忘れられなかった。(大丸 弘)
ID No. A21-093
出典資料 都新聞
発行年月日 1922(大正11)年2月2日号 9面
画家・撮影者 石井滴水(1882-1945)
小説のタイトル 梅咲く頃(52)
作者 素浪人
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
Vhao:[羽織]
時代区分・年代 20世紀前半;1922(大正11)年
国名 日本
キーワード 庇髪;簪;黒羽織
男女別 女性
体の部分 全身