近代日本の身装文化(身装画像)
説明 日本画の老大家の一人娘の恋人は陸軍軍人。勤務のため逢うのが思うに任せず、便りを待つのが千秋の想い。いま届いた手紙を胸に抱いているかたわらで、若い下女が、「まアお嬢様随分ですわ、私だってひとり者よ」と笑っている。お嬢様は帯をあるいは変わり結びに結んで、長い振袖のきもの。振りの八ツ口から、下に着ている長襦袢の袂が大きくこぼれている。長襦袢はときには肌着でもあるアンダウエアなのだが、女性の場合は襲下着だけでなく、長襦袢のこんな見え方もある。お嬢様が束髪なのに対して女中は日本髪。たぶん銀杏返しだろう。若い女中が束髪を結って、女中の癖に生意気、といわれている例もある。(大丸 弘)
ID No. A21-088
出典資料 都新聞
発行年月日 1921(大正10)年11月?あるいは12月?10日号 9面
画家・撮影者 石井滴水(1882-1945)
タイトル
小説のタイトル 梅咲く頃(1)
作者 素浪人
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7re:[令嬢モデル]
D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
Vfu:[振袖;袂]
D4ge:[下女;下男;召使い]
D2ni:[日本髪一般]
Wmae:[前掛;エプロン;割烹着]
時代区分・年代 20世紀前半;1921(大正10)年
特定通称名
国名 日本
特定地域
キーワード お嬢様;振り袖;長襦袢の袂;女中;フリル付きの前掛け
男女別 女性
体の部分 全身
関連情報
著作権情報
備考