近代日本の身装文化(身装画像)
説明 この二回の挿絵は、身装のバランスというものがいかに相対的か、ということのよい事例だ。身装の歴史にはよく、裾がこれだけ拡がっているので、そのバランスとして被りものが、あるいはヘアスタイルがこれほど大きくなった式の説明がある。しかしそういうバランス感覚そのものが、そのひとの美意識に擦りこまれている思い込みだ。だから第5回、第58回の巨大な束髪も、なにかとのバランスで許容されたのだ、などと考える必要はない。要は、だんだんとそうなっているうちに、人はその大きさに慣れ、抵抗もなくなり、それなりによく見えるようになるのだ。(大丸 弘)
ID No. A21-084
出典資料 都新聞
発行年月日 1921(大正10)年6月14日号 5面
画家・撮影者 井川洗厓(1876-1961)
小説のタイトル 仇花実花(あだばなみばな)(58)
作者 長者丸
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
D801:[強い悩み・悲しみ・口惜しさ・羞恥の表現]
D4gu:[軍人;武人;騎士]
Qkas:[絣]
Vhao:[羽織]
時代区分・年代 20世紀前半;1921(大正10)年
国名 日本
キーワード 大きな束髪;髪飾り;素足;飛白の羽織
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥
関連情報 A21-082, A21-084