近代日本の身装文化(身装画像)
説明 孫を背負って買い物に行ってきたおばあさん。片手に大きな買い物の風呂敷包みと日傘を提げている。もちろん負ぶい紐を使っているが、小さな子だと、川でも渡るときのように、紐もなしにお尻に手を回して負ぶうこともある。乳幼児を背中に負ぶって保育する習慣に対しては、戦前、医学的立場からこれをやめるべきだという意見も、それに対する反論もあった。負ぶう人の髪型は負ぶわれる子にとっては一大事で、日本髪の大きな髱(タボ=後ろ髪)は子どもにとって迷惑だった。また髪を壊されてしまったと、髪結さんに来てこぼす女もいた。雇われの子守りっ子はたいてい鉢巻をしていた。これは髪をいじられるのを防ぐというばかりでなく、逆に子守りの後れ毛が、赤ん坊の目に刺さることがあるから、とも言われたため。(大丸 弘)
ID No. A19-051
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1920(大正9)年1月9日号 6面
画家・撮影者 池田輝方(1883-1921)
小説のタイトル かくれ沼(76)
作者 中村星湖(1884-1974)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D007:[女の老人]
D2:[ヘアスタイル]
Wfu:[風呂敷(包み);布包み]
Wkas:[傘]
D000:[乳児;赤ん坊]
時代区分・年代 20世紀前半;1920(大正9)年
国名 日本
キーワード おんぶ;日傘
男女別 女性;女児
体の部分 全身