近代日本の身装文化(身装画像)
説明 東京郊外の晩秋の自然の中を散策する三人の男女。その中のひとりの娘は大きな花柄の羽織の上にすっぽりとショールを掛け、頭はあまり前の突きでてはいない廂髪(庇髪)(ヒサシガミ)の束髪。このころの若い女はこんな田園や林の中を歩くのでも、べっとりと白塗りをするのがふつう。しかし第45回で、この娘が眼の縁にラインを入れているのは、この時代としてはめずらしい。もちろんこれは紅ではない。紅をこんな風にさすのは踊りのときぐらいで、大人では笑いものになる。(大丸 弘)
ID No. A19-045
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1919(大正8)年12月7日号 6面
画家・撮影者 池田輝方(1883-1921)
小説のタイトル かくれ沼(44)
作者 中村星湖(1884-1974)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D004:[適齢期の娘;新造;(1) 嫁入り前の娘,新妻,さらに一般の他家の妻女をいう。]
D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
Vhao:[羽織]
Wku:[頸覆い(マフラー,ストール,襟巻,ショール)]
時代区分・年代 20世紀前半;1919(大正8)年
国名 日本
特定地域 東京
キーワード 庇髪
男女別 女性
体の部分 上半身
関連情報 A19-044, A19-045, A19-046