近代日本の身装文化(身装画像)
説明 この美しい娘お遍路さんは、登場人物の思い出話の中のイメージ。「杖を片手に突き、菅笠を片手に提げて(……)多分メレンスの、眼のさめるような桔梗紫の手甲に、同じ地色の脚絆を着けて、新しい絣の着物の裾を端折って、腰の後ろにはやはり派手なメレンス友禅か何かの小さい前垂れのような形をした尻敷という切れを垂れているのです、他の遍路達のように、経行李などは背負っていませんでした(……)」。お遍路は白衣が正式だが、絣のきものを着たからといってとがめる人はいない。上に着ている白い袖無しは笈摺(オイズリ)。笈摺はお遍路の看板のようなもので、これさえ着ていれば下は洋服でも差し支えない、とも。(大丸 弘)
ID No. A19-040
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1919(大正8)年11月3日号 6面
画家・撮影者 池田輝方(1883-1921)
小説のタイトル かくれ沼(10)
作者 中村星湖(1884-1974)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード K024:[巡礼路]
D4ju:[巡礼者]
Wkab:[笠]
Qkas:[絣]
D3su:[裾;褄;端折り;からげ]
Wte:[手袋;手甲;腕覆い]
Wkya:[脚絆;脛覆い]
Wtu:[杖;ステッキ;松葉杖]
時代区分・年代 20世紀前半;1919(大正8)年
国名 日本
キーワード 笈摺(おいずり,おいずる);飛白
男女別 女性
体の部分 全身