| 説明 | 現代の新聞小説がだんだんと、芝居がかった趣向から、心の綾をくどくどと語る方向にむいてくると、役者の衣裳付けや舞台の書き割りのような挿絵は描きようがなくなる。挿絵はけっきょく人物描写か、シンボリックな表現にならざるをえなかったが、心理表現のひとつの手段としてはこんな方法もあり得た。心理を表現するとなると、肝心なのは眼の表情であるということから、大首絵、というより大眼絵とでもいうべきものになる。画家の技量次第ではおもしろいが、もっともこれが毎日続いたらたまらない。これは以前、ちょっとつれない別れ方で去った男と、久しぶりで会った芸者の眼。(大丸 弘) |
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| ID No. | A19-036 |
| 出典資料 | 東京朝日新聞 |
| 発行年月日 | 1919(大正8)年9月13日号 6面 |
| 画家・撮影者 | 名取春仙(1886-1960) |
| 小説のタイトル | 新しい芽(33) |
| 作者 | 田山花袋(1871-1930) |
| 資料タイプ | 挿絵 |
| 身装画像コード | D1:[頭部の態様;頭髪;顔] D1me:[眼・眉毛周辺の状態(眼・睫毛・眉の化粧)] |
| 時代区分・年代 | 20世紀前半;1919(大正8)年 |
| 国名 | 日本 |
| キーワード | 瞳 |
| 男女別 | 女性 |
| 体の部分 | 頭部 |