近代日本の身装文化(身装画像)
説明 南青山に豪壮な邸宅を構えている子爵家の、当主も頭の上がらない伯母君。先代の異腹の妹で、四十五になる独身の女性。「見たところ未だ三十をすこし出た位にしか思われぬ。光沢(ツヤヤカ)な髪をいつも束髪にして、細面にキリリとした其眼の美しさ」。この束髪のかたちは、このあと第二次大戦後まで続く束髪、別名ハイカラの標準。廂髪(庇髪)(ヒサシガミ)という言葉はもうあまり使われなくなっている。それは実際、前髪を前に出す束髪は流行らなくなっていたからで、つまり、束髪が若い人の髪ではなくなっていたため。(大丸 弘)
ID No. A17-136
出典資料 報知新聞
発行年月日 1917(大正6)年11月25日号 8面
小説のタイトル 人の力:離家の人(1)
作者 柳川春葉(1877-1918)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D006:[初老の女性(40~50歳代)]
D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
時代区分・年代 20世紀前半;1917(大正6)年
国名 日本
特定地域 東京;南青山
キーワード ハイカラ
男女別 女性
体の部分 上半身