| 説明 | 登場人物の回顧談の中。小石川の紙問屋の一人娘が、子爵家の小間使に上がった。その娘が十八のとき、大学を出たばかりの若様の手がついた――、という物語。娘は髪の毛が多いのだろう聳(ソビ)えるような高島田。髷の根にはおきまりの平打の簪(カンザシ)、なぜか鬢(ビン=横髪)の乱れが見える。髷が高く吊れたようなのはむかしの御殿女中風で、上品とか、高雅とか見られるが、現代人の眼からはアンバランスに大きいように見える。きものの柄はむかしの矢絣風。(大丸 弘) |
|---|---|
| ID No. | A17-107 |
| 出典資料 | 都新聞 |
| 発行年月日 | 1917(大正6)年9月19日号 1面 |
| 画家・撮影者 | 井川洗厓(1876-1961) |
| 小説のタイトル | お葉(106):南千住(x) |
| 作者 | 寺沢琴風(寺沢金風)(生没年不詳) |
| 資料タイプ | 挿絵 |
| 身装画像コード | D7sh:[小説のヒロイン;挿絵美人(この年の評判小説中の美人)] D2sim:[島田;高島田] D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)] Vhan:[半襟] Qkas:[絣] D3ob:[帯の締め方;帯の位置] Vob:[帯] |
| 時代区分・年代 | 20世紀前半;1917(大正6)年 |
| 国名 | 日本 |
| キーワード | 平打ちの簪;矢絣風のきもの;お太鼓結び;帯揚げ |
| 男女別 | 女性 |
| 体の部分 | 上半身 |