近代日本の身装文化(身装画像)
説明 客に向かって啖呵を切っている食堂の女中。客は帽子は脱いでテーブルの上に置いたうえで、「夏インバの翹(ハネ)をピンと刎ねて」怖い眼をして、巻煙草を吸っている。客は袴を穿いているので、インバネスの下は黒紋付の羽織かもしれない。挿絵ではわかりにくいが、インバネスは二重外套なので、そのケープ部分をハネといっている。インバネス、二重廻し、トンビ等の名称はかなり混乱していて、こうと断定はできない。女中の髪は銀杏返しと思えるが、毛が多いのと、画家の井川洗厓の癖でひどく大きく描かれている。(大丸 弘)
ID No. A17-106
出典資料 都新聞
発行年月日 1917(大正6)年9月5日号 1面
画家・撮影者 井川洗厓(1876-1961)
小説のタイトル お葉(92):魂胆(2)
作者 寺沢琴風(寺沢金風)(生没年不詳)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード H12:[大衆的飲食店;居酒屋;バー;カフェ]
D7jok:[女給(カフェー,飲食店ウェートレス)]
D2ni:[日本髪一般]
D2ic:[銀杏返し]
Vwa:[男性和装外套]
Wki:[喫煙関連;タバコ;キセル]
時代区分・年代 20世紀前半;1917(大正6)年
国名 日本
キーワード 食堂;女中;[インバネス;トンビ;鳶(とんび);二重回し;二重廻し;二重外套;二重マント];巻き煙草(たばこ);テーブル
男女別 男性;女性
体の部分 上半身