近代日本の身装文化(身装画像)
説明 ローマ字入りの名刺を用意して上流社会に出入りする素性の怪しい女性。「華麗(ハデ)な洋服を着た四十五六歳の人品卑しからぬ婦人」。主人公の「自分」の家は書斎のほか図書室まである洋館らしく、この日は華族会館に洋楽の催しがある、などのくだりもあるハイブロウな内容の物語だが、私邸としてはあまり仰々しい柱と同じように、とってつけたような洋装。おそらく知識の乏しい井川洗厓が、写真でも見てそのまま模写したのだろう。しかしまた大衆化時代以前の女性洋装は、実際にとってつけたような、仰々しいものが多かったのかもしれない。(大丸 弘)
ID No. A17-102
出典資料 都新聞
発行年月日 1917(大正6)年3月18日号 3面
画家・撮影者 井川洗厓(1876-1961)
小説のタイトル 悪魔の家(63):不思議な用向。
作者 小原柳巷(生没年不詳)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D006:[初老の女性(40~50歳代)]
D6se:[洋装;西洋化;西洋観;ハイカラ;西洋かぶれ;開化ぶり;西洋憧憬]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
Wka:[鞄]
時代区分・年代 20世紀前半;1917(大正6)年
国名 日本
キーワード ハンドバッグ
男女別 男性;女性
体の部分 上半身