近代日本の身装文化(身装画像)
説明 島田の髷、とくに前髷の大きな例。娘は小町娘という評判はあっても下町のしがない職人の子。それが資産家の嫁になる玉の輿の話。第6回では両親が嫁入り衣装の相談をするのに、本人はお母さんの好いようにというだけで、袂の端で口を押さえて恥ずかしがっている。第28回はその将来のお婿さんの心が、この頃どうも自分から離れたらしいという嘆き。この場合も袂の先で口を押さえているが、咬んでいるのかもしれない。娘の島田は高島田とか高髷といって、高くする方が華やかでもあり品が好くも見える。しかしこの二例、とくに第28回は前髷部分が特別大きい。第6回の母親は年増風丸髷。(大丸 弘)
ID No. A17-062
出典資料 読売新聞
発行年月日 1917(大正6)年7月1日号 6面
画家・撮影者 石井滴水(1882-1945)
小説のタイトル 獅子頭(28):虞美人草(3)
作者 渡辺霞亭(黒法師)(緑園)(朝霞隠士)(無名氏)(匿名氏)(1864-1926)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D004:[適齢期の娘;新造;(1) 嫁入り前の娘,新妻,さらに一般の他家の妻女をいう。]
D2sim:[島田;高島田]
Vfu:[振袖;袂]
D801:[強い悩み・悲しみ・口惜しさ・羞恥の表現]
時代区分・年代 20世紀前半;1917(大正6)年
国名 日本
キーワード 小町娘;竪縞のきもの
男女別 女性
体の部分 全身;坐臥
関連情報 A17-056, A17-062