| 説明 | 二人の、二十代半ばの人妻の大丸髷。〈惨風悲雨〉第9回,第30回は同一人物。丸髷も前髪、鬢(ビン=横髪)、上に聳(ソビ)える髷、髱(タボ=後ろ髪)の四部分に大別でき、それぞれの恰好、とくに大きさで、人柄や流行を表現する。また、櫛や簪(カンザシ)の挿しどころがほぼ決まっていて、とくに女性はお互いの髪飾りにはきわめて敏感だったらしい。〈狂瀾〉第15回の女性は贅沢な装いで、器量もよく、「すずしい張りのある眼と、濃い三日月型をした眉毛とが、鬢を張らせた丸髷によく似合って、女ながら惚れ惚れする」と見られた。現代人の眼にはとりわけ、髷の大きさがアンバランスにも感じられるのだが。(大丸 弘) |
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| ID No. | A17-041 |
| 出典資料 | 東京朝日新聞 |
| 発行年月日 | 1917(大正6)年10月21日号 6面 |
| 画家・撮影者 | 名取春仙(1886-1960) |
| 小説のタイトル | 黒水晶:狂瀾(きょうらん)(15) |
| 作者 | 渡辺霞亭(黒法師)(緑園)(朝霞隠士)(無名氏)(匿名氏)(1864-1926) |
| 資料タイプ | 挿絵 |
| 身装画像コード | D005:[20~30歳代の女性;年増] D2ma:[丸髷] D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)] Wyu:[指輪] |
| 時代区分・年代 | 20世紀前半;1917(大正6)年 |
| 国名 | 日本 |
| 男女別 | 女性 |
| 体の部分 | 頭部;上半身 |
| 関連情報 | A17-033, A17-035, A17-041 |