近代日本の身装文化(身装画像)
説明 十八歳の娘の高島田と、芸者島田の比較。〈昔気質〉第1回では、父親も兄も偏屈で、とりわけ父親は新しいもの嫌い、本人も束髪が嫌いなので、高島田しか結わない。外結いの髪結が十日目ごとに来て結い直すが、若い娘が十日もたすのは大変。すこし髪が乱れると、父親の機嫌が悪い。〈恋仇〉第1回はふつうの芸者島田。髷をもっと平にして下げると潰し島田になって、より芸者っぽいが、品が悪くなる。芸者も高島田を結わないわけではなく、大きな宴会などでは、その方が華やかな気分を引き立てる。芸者は日髪といって、毎日髪結さんに通う人がいる。もっともそういう人は壊して結い直すのではなく、撫で付けといって、櫛と髪油で丹念にかたちを補正するだけ。(大丸 弘)
ID No. A17-032
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1917(大正6)年5月18日号 6面
画家・撮影者 名取春仙(1886-1960)
小説のタイトル 黒水晶:恋仇(1)
作者 渡辺霞亭(黒法師)(緑園)(朝霞隠士)(無名氏)(匿名氏)(1864-1926)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D004:[適齢期の娘;新造;(1) 嫁入り前の娘,新妻,さらに一般の他家の妻女をいう。]
D2sim:[島田;高島田]
時代区分・年代 20世紀前半;1917(大正6)年
国名 日本
キーワード 芸者島田
男女別 女性
体の部分 全身;坐臥
関連情報 A17-028, A17-032