近代日本の身装文化(身装画像)
説明 相手のきものの裾をつかむ、あるいは裾を引っ張るということは、日本座敷でなければできない。もっとも時代を遡れば、宮廷風俗として王侯の曳く長いトレーンの端に接吻するといった、大仰なマナーは諸外国にあったが。裾を引っ張るようなときは相手に何かを懇願する場合が多いだろう。この挿絵では、思っている女性を取りもってくれと頼んでいる。また、立ち去ろうとする相手を引き留めようとして、むんずと裾を掴む、という場面もある。裾にズブリと匕首を立てる、という物騒な脅しもある。こういう場合は相手が曳裾でなければならないので、芸者相手のことが多い。(大丸 弘)
ID No. A16-105
出典資料 都新聞
発行年月日 1916(大正5)年12月19日号 3面
画家・撮影者 井川洗厓(1876-1961)
小説のタイトル みゆき物語(70)
作者 伊原青々園(伊原敏郎)(1870-1941)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード H6:[和座敷一般]
D80:[姿勢;ポーズ(特異な姿勢・ポーズ・格好一般)]
D6se:[洋装;西洋化;西洋観;ハイカラ;西洋かぶれ;開化ぶり;西洋憧憬]
D1hi:[ひげ]
Wne:[ネクタイ;ネックバンド]
Vhao:[羽織]
Vta:[足袋]
時代区分・年代 20世紀前半;1916(大正5)年
国名 日本
キーワード 裾を掴む;裾を引っ張る;胡座(あぐら)をかく;八字髭;背広;立ち襟;スタンドカラー
男女別 男性
体の部分 全身;下半身;坐臥