近代日本の身装文化(身装画像)
説明 北陸の廻船問屋の娘としてなに不自由なく育ちながら、一歩水商売の世界へ足を踏み入れたため、その器量のよさがかえって仇となり、転落してしまった妹。いま船内で古毛布にくるまれ、危篤の状態にいる。「身につけた着物も縞銘仙の下品な綿入で」、むかしの面影のないみすぼらしさ。医者はフロックコートで膝を突き、聴診器を病人の胸に当てている。フロックコートは医師の仕事着でもあったらしい。かたわらに小さな黒い革鞄。これは万国共通の医師のシンボルだが、その時代、高利貸もよくこれを持たせられていた。(大丸 弘)
ID No. A16-087
出典資料 読売新聞
発行年月日 1917(大正6)年6月1日号 6面
画家・撮影者 石井滴水(1882-1945)
小説のタイトル 港の唄(151)(24(4))
作者 長田幹彦(1887-1964)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D4is:[医師;看護婦;病人の世話をする人]
D4by:[病人;けが人;障害のある人]
D6se:[洋装;西洋化;西洋観;ハイカラ;西洋かぶれ;開化ぶり;西洋憧憬]
Wka:[鞄]
時代区分・年代 20世紀前半;1917(大正6)年
国名 日本
キーワード 医者;フロックコート;聴診器;革かばん;往診かばん
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥;横臥