近代日本の身装文化(身装画像)
説明 大阪の高級旅館の一室。風邪気味ですこしばかり朝寝をしている娘。蚊帳はもう部屋の片隅に寄せてある。この時代はまだ夜具は掻巻がふつうだったが、秋口のことなので夏布団。その掛布団には白い襟がかけてあり、敷蒲団は白い敷布で全体をくるんでいるように見える。枕は高枕に枕紙を掛けている。この女性は束髪なのでかならずしも高枕でなくてもよいのだが、束髪でも髱(タボ=後ろ髪)の具合や、また慣れにもよるのだろう。片手をふとんから出しているのはめずらしい癖で、手先や脚の火照るという人がときどきいるようだ。(大丸 弘)
ID No. A16-006
出典資料 東京日日新聞
発行年月日 1916(大正5)年5月8日号 4面
画家・撮影者 星野更園女(星野更園)(岡本更園)(1895-没年不詳)
小説のタイトル 妹(23):宿題(1)
作者 井田絃声(無名氏)(1886-没年不詳)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
Jhu:[ふとん・ベッドに横たわる;寝道具]
時代区分・年代 20世紀前半;1916(大正5)年
国名 日本
特定地域 大阪
キーワード 蚊帳;高枕;枕紙
男女別 女性
体の部分 頭部