近代日本の身装文化(身装画像)
説明 遊園地の食堂で赤ん坊に乳を与えている母親。目の前にいるのは夫だが、たぶん衆人環視の遊園地の食堂で、おおっぴらに胸をはだけて授乳している。第二次世界大戦以前はごくふつうの光景だった。戦後の十年くらい後までは電車の中で授乳している人がまだあった。これを美しい情景として、人の眼を気にするのは間違いだと主張する人もいた。女性の洋装化、ブラジャーの普及、良質の乳児用粉ミルクの開発など、いろいろな条件の変化もあって、日本からこの情景は消えた。他事ながら、この赤ん坊は二歳ぐらいといっているので、離乳が少々遅いようだ。母乳本位の時代は、離乳が遅くなる傾向があったという。(大丸 弘)
ID No. A15-069
出典資料 国民新聞
発行年月日 1916(大正5)年2月15日号 5面
画家・撮影者 武内桂舟(1861-1943)
小説のタイトル さくら子(203):おやッ!!
作者 渡辺黙禅(1870-1945)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2ma:[丸髷]
Vhao:[羽織]
D000:[乳児;赤ん坊]
D0yo:[授乳;乳幼児の世話]
時代区分・年代 20世紀前半;1916(大正5)年
国名 日本
キーワード 遊園地の食堂;授乳;黒紋付き羽織;テーブル;椅子
男女別 男性;女性;男児
体の部分 上半身;坐臥