近代日本の身装文化(身装画像)
説明 三十四,五歳の背広姿の紳士風の男と、畳んだ絽の羽織を懐に入れている五十がらみの男、それに素人らしくもない三十恰好の銀杏返し――本文の衣裳付けはこの時代としては筆を尽くして、全体の紙数の五分の一を超えている。連載の第1回だが、幕が上がって舞台に現れた第1回の登場人物の扮装(ナリ)だけでも、読者それぞれの知識や経験を刺激して、物語の展開への想像を生み出す。それが風俗小説の楽しみのひとつだろう。(大丸 弘)
ID No. A15-065
出典資料 国民新聞
発行年月日 1915(大正4)年7月19日号 6面
画家・撮影者 武内桂舟(1861-1943)
小説のタイトル さくら子(1) 野島の浦
作者 渡辺黙禅(1870-1945)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Wbo:[かぶり物一般;帽子]
D6se:[洋装;西洋化;西洋観;ハイカラ;西洋かぶれ;開化ぶり;西洋憧憬]
時代区分・年代 20世紀前半;1915(大正4)年
国名 日本
キーワード 背広;懐
男女別 男性
体の部分 上半身