近代日本の身装文化(身装画像)
説明 ひとりの丁稚を保護して教育を受けさせ、きょう、大学を卒業した。その若者の挨拶を受ける店の後継娘。「麻布団に据えた躰を微動もさせず、ぱっちり見開いた眼には軽蔑の光があった(……)」。娘は家着としては派手な、太縞のたぶん縞御召を着、お太鼓結びの帯を大きく膨らませて結び、真っ直ぐ上半身を立てている。ところが帯結びが大きいために、横から見ると、腰のあたりを底辺とする三角が前方に傾いたかたちになっている。和服の女性の姿勢が悪く、前屈みの印象を与えるのは、こうした錯覚のせいもあるだろう。(大丸 弘)
ID No. A15-019
出典資料 大阪朝日新聞
発行年月日 1915(大正4)年9月15日号 8面
画家・撮影者 幡恒春(1883-1944)
小説のタイトル ふたおもて(109)
作者 田口掬汀(1875-1943)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7re:[令嬢モデル]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
D80:[姿勢;ポーズ(特異な姿勢・ポーズ・格好一般)]
時代区分・年代 20世紀前半;1915(大正4)年
国名 日本
キーワード お嬢様;縞御召;お太鼓結び;正座;座布団
男女別 女性
体の部分 全身;坐臥