近代日本の身装文化(身装画像)
説明 広い東京にも二人とあるまいと評判の美人女優が、下宿を訪れたむかしの男友達から、すげなく追い返される一幕。「真っ青になって段梯子に片足かけた、女優髷に結った髱(タボ=後ろ髪)が、心の動揺を無惨に見せた」とある。しかし、1913(大正2)年以降の前髪を七三に分け、一方を大きく膨らませる、いわゆる七三女優髷とはかなり違う。ここでヒロインの結っている髪は、むしろ1911(明治44)年前後に記録のある女優巻というスタイルに似ている。第157回の下宿の女中の髪は銀杏返し。(大丸 弘)
ID No. A14-125
出典資料 国民新聞
発行年月日 1915(大正4)年6月6日号 5面
画家・撮影者 武内桂舟(1861-1943)
小説のタイトル まごゝろ(158):傷いた同志
作者 五竹園(小川栄)(生没年不詳)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7sh:[小説のヒロイン;挿絵美人(この年の評判小説中の美人)]
D7joy:[女優モデル(この年の人気女優,封切り映画の出演女優)]
D2sit:[七三;女優髷]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
時代区分・年代 20世紀前半;1915(大正4)年
国名 日本
特定地域 東京
キーワード 女優巻;髱(たぼ)
男女別 女性
体の部分 全身;上半身
関連情報 A14-124, A14-125, A14-126