近代日本の身装文化(身装画像)
説明 家族や周囲の反対を押し切って女優の道を歩んでいる女性。第23回のまだ女優学校に入る以前から、第128回の、すでに女優としての一応の成功を納めた段階まで、数年の隔たりがあるが、その第1回にすでに、「ふさふさした髪を女優風に結った女」とあり、また「女の華麗(ハデ)すぎた風俗」ともあるので、四例ともを女優風と見てよいだろう。こういう髪型をまだ束髪と呼ぶとすれば、伝統的な日本髪ではない、という理由だけだろう。中分けしていること、ということは前髪を膨らまさないで後ろに解いていることなどが共通しているが、いわゆる女優髷というスタイルを示すような特色は見られない。第59回の寝床のシーンでは、小さなバッグが枕のそばに置かれている。女性がこうした洋風の鞄を持つようになった最初の時期。(大丸 弘)
ID No. A14-121
出典資料 国民新聞
発行年月日 1915(大正4)年2月25日号 5面
画家・撮影者 武内桂舟(1861-1943)
小説のタイトル まごゝろ(59):此身体此姿(このからだこのすがた)
作者 五竹園(小川栄)(生没年不詳)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7sh:[小説のヒロイン;挿絵美人(この年の評判小説中の美人)]
D7joy:[女優モデル(この年の人気女優,封切り映画の出演女優)]
D2mi:[耳隠し]
D5ne:[寝巻;ナイトウエア]
Whu:[袋物]
Vyo:[夜着;夜具;掻巻]
H000:[照明;照明具(一般)]
時代区分・年代 20世紀前半;1915(大正4)年
国名 日本
特定地域 愛知;名古屋
キーワード 女優風;寝間着;ポーチ;高枕;布団;掻い巻き(かいまき);ランプ;ランプ台
男女別 女性
体の部分 上半身;横臥
関連情報 A14-117, A14-120, A14-121, A14-122