近代日本の身装文化(身装画像)
説明 毛糸編みの帽子を被せられた赤ん坊を抱いている老婦人は、前髪になんの膨らみもない束髪で、髷もごく小さいので引っ詰め髪のように見える。しかし髱(タボ=後ろ髪)には玉簪(タマカンザシ)を挿していて、これは束髪になくてはならないもの。いろいろ問い質されて、袖を顔に当てて泣いている年若い――たぶん十代半ばの――女中の髪は鬢(ビン=横髪)をひどく詰めているので稚児輪のように見えるが、桃割れ。(大丸 弘)
ID No. A14-085
出典資料 都新聞
発行年月日 1914(大正3)年4月9日号 1面
画家・撮影者 井川洗厓(1876-1961)
小説のタイトル 終りまで(59)
作者 秋元巳太郎(志木生)(生没年不詳)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D007:[女の老人]
D4ge:[下女;下男;召使い]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
D2mo:[桃割れ]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
Wmae:[前掛;エプロン;割烹着]
D801:[強い悩み・悲しみ・口惜しさ・羞恥の表現]
時代区分・年代 20世紀前半;1914(大正3)年
国名 日本
キーワード 毛糸編みの帽子;髱(たぼ);玉簪;女中;前掛け;素足
男女別 女性
体の部分 全身;坐臥