近代日本の身装文化(身装画像)
説明 張物をしている下町風の女房。縞のきものに幅の広い掛け襟をし、派手な柄の半襟を見せ、黒繻子の帯をお太鼓に結んで、大きな丸髷を結っているのは、それほど苦しい暮らしではない。丸髷を素人の手で恰好よく結うのはむずかしい。人妻はみんな丸髷といっても、だれか器用な人に結ってもらった素人の丸髷は、こんな恰好のよいものにはなりにくい。関東での洗い張りは伸子でなくみんな張板を使う。もちろん木綿ものだけだが、一口に絣のきものといっても、ぱりっと糊のきいたものを家中の者に着せるのは、ずいぶん手がかかる。女の子の髪は上の方の髪を上げて縛り、下の方は下げているオカッパ。女性の断髪の髪型が入ってくるまでの少女のオカッパというのは、このスタイルが多かった。(大丸 弘)
ID No. A14-079
出典資料 都新聞
発行年月日 1914(大正3)年2月10日号 1面
画家・撮影者 井川洗厓(1876-1961)
小説のタイトル 終りまで(1)
作者 秋元巳太郎(志木生)(生没年不詳)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Ese:[洗濯;洗い張り]
D2ma:[丸髷]
Vhan:[半襟]
Vka:[掛襟]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
Wmae:[前掛;エプロン;割烹着]
Vtas:[襷]
D002:[女の子(小学生くらい)]
D2:[ヘアスタイル]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
Vob:[帯]
時代区分・年代 20世紀前半;1914(大正3)年
国名 日本
キーワード 下町風の女房;竪縞のきもの;黒襟;襷掛け;お太鼓結び;おかっぱ;オカッパ;リボン;兵児帯;揚げ;張り板;反物;竿
男女別 女性;女児
体の部分 全身;上半身